【過敏性腸症候群】
腸の組織・構造に特に異常がないにもかかわらず、腸の運動に異常が発生し、腹痛
を伴う下痢や便秘を単独、あるいは交互に繰り返す症候群のことをいいます。
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「下痢だけ」、「便秘だけ」、「下痢と便秘が交互に起こる」、という3タイプがあります。左下腹部が痛み、排便後は軽快するのも特徴のひとつといえます。そのほか、腸内にガスがたまって腹部が張ること(腹部膨満感)や、自律神経失調症状を感じることもあります。
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【潰瘍性大腸炎】
主に大腸粘膜にびらん(ただれ)や潰瘍ができる、原因不明の慢性炎症性腸疾患のことをいいます。ひどくなると直腸から盲腸までの全大腸に及ぶことがありますが、小腸に病変が広がることはありません。寛解(症状が軽快する)と憎悪(症状が悪化する)を繰り返し、なかなか完治しない病気です。
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粘液を混じた血便(トマトケチャップ状、イチゴゼリー状)が長期間続きます。次第に下痢の回数が増加し、下腹部痛、発熱もみられるようになります。重症化すると、発熱や食欲不振、脈が速くなるなど、全身症状が出ます。また、粘血便が続いたり、腸から栄養を吸収できなくなるため貧血状態や栄養失調を起こすこともあります。
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【クローン病】
原因不明の慢性炎症性腸疾患ですが、潰瘍性大腸炎とは異なり、大腸だけでなく食道・胃・小腸など全消化管に病変がみられます。炎症は限局性に腸管壁の全層にわたって生じ、深い潰瘍・裂溝・瘻孔膿瘍(ろうこうのうよう)などを生じます。また、痔瘻(じろう)などの肛門病変を伴う場合が多くみられます。
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病変が起こった部位により異なりますが、下腹部、へその周囲などの軽い疝痛(せんつう:一定間隔をおいて起こるさし込むような痛み)や下痢、血の混じった下痢便(粘血便)などがよくみられます。その他に、発熱、体重減少、貧血など全身的な症状が出ることも少なくありません。 |
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