内視鏡

慢性胃炎(表層性胃炎・萎縮性胃炎)

慢性胃炎(表層性胃炎・萎縮性胃炎)とは・・・

慢性胃炎の初期を「表層性胃炎」といい、粘膜は赤く充血しています。表層性胃炎が何年も続くと「萎縮性胃炎」に変わります。この時、粘膜は薄くザラザラになっています。 表層性胃炎が「炎症の火が燃えた状態」にたとえるなら萎縮性胃炎は「燃え尽きた後」にたとえられます。細胞が分裂する活力を失い、細胞の数が減少します。粘膜が薄く、もろくて弱くなります。内視鏡検査で見られる慢性胃炎はそのほとんどがピロリ菌の感染により起こると言われています。

症状

症状はない場合が多いのですが、上腹部痛、腹部膨満感、吐き気などの症状が起こることもあります。